LeoPがラッキーチョップス脱退 その時アメリカでは
前回、LeoPがラッキーチョップスを
突然脱退するという大ニュースで
鳥獣戯画になった日本の様子を
記事にさしてもらったわけなのですけれども。
日本でこれだけ騒ぎになったわけですが、
そういや本家アメリカでは
どうだったのかなあとちょっとだけ
調べてみました。
そしたらやっぱり海の向こうでも
鳥獣戯画になっておりました。
一体現地の反応は
いかがなものだったのでしょう
本文を見てみましょう。
LeoP、ラッキーチョップスやめるってよ
P:
とっても残念なことだと思う。レオピーとTheKingOfSludgeが地下鉄でコラボーレーションしたビデオを見て以来、僕はラッキーチョップスを聴いてきたから。
TooManyZoozとの両立が難しくなって、ラッキーチョップスを脱退するのはとても悲しい。TooManyZoozをラッキーチョップスより優先するのはとても残念。
僕はTooManyZoozより、ラッキーチョップスの方が好きだ。
D:
全く君の言うとおりだよ。レオピーの加入は本当にプラスだった。
叶うならば、レオピーみたいなスペシャルなバリトンサックスプレイヤーをラッキーチョップス自信で見つけることを望むよ。
P:
レオピーは結成時からのメンバーなの?それとも地下鉄の動画で有名になったあとに入ったの?
D:
結成メンバーだよ。
L:
違うよ。レオピーはTooManyZoozの結成メンバーだけど、ラッキーチョップスの初期メンバーじゃないよ。
レオピーがラッキーチョップスに入ったのは結成からずっと後になってからだけど、彼はもうラッキーチョップスの顔になってるね。
なんでかって言うと、それはなんでかって言うと、レオピーがエナジーを注入すればするほどラッキーチョップスの動画はどんどん広まって、有名になっていったから。
レオピーがいなくなって、ラッキーチョップスは大損失だよ。
P:
なんで知ってるの?どこでその情報見れるか教えてもらってよい?
L:
レオピー加入時のエピソードと彼のダンス&ムーヴをどうやってラッキーチョップスと融合させたか、それを語っている記事をネットで見たんだ。
レオピーがダンス&ムーヴの風を吹き込んで、ラッキーチョップスがそれを受け入れたんだよ。
少し不安なのが、そのサイトがクローズしてしまっていたら、そのインタビュー動画がどこにあるか思い出せないかもしれない。
インタビューのビデオで(0:43頃)結成メンバーはハイスクールの同級生で、ジョシュ、ラファエルブヨ、ダロの三人だったと言っていたよ。
僕の予想だけど、レオピーとジョシュはマンハッタン・スクール・オブ・ミュージックで出会ったんだと思うよ。同じ学校に通っていたわけだから。
B:
彼らは新メンバーを入れずに、このままのメンバーで行くと思う?
D:
うん、それは可能だね。彼らの楽器パートの頭数はすでに揃っているし、レオピーのスキルがあってこそメンバーに迎え入れたんだし。
レオピーの代わりになるような奴を探してはいると思うけれども、彼のようなダブ・ステップを踏めるバリトンサックスプレイヤーはいないと思うよ。
L:
ラッキーチョップスはバリトンサックスを失って絶望的な状態に思える。レオピー抜きのレコーディングをいくつか聴いたけど、物足りなさはすぐに分かると思う。バリトンサックスの音が足りていないって。
新しいメンバーを入れないと、残念な音楽を世に出すことになると思う。
さらに残念なのは、レオピーがラッキーチョップスよりTooManyZoozの2人と組んだほうがよりよい音楽を世に出していけると判断したことだ。
TooManyZoozはすごい才能の持ち主たちだけれども、彼らのやる音楽には偏りがある。僕がラッキーチョップスを好きになったのは、LeoPがいたからこそなんだ。
d:
最近のラッキーチョップスのミュージックビデオにLeoPはもういなかったけど、出来は素晴らしかったよ。スタジオレコーディングだったってのもあるんだろうけど、ファンタスティックだった。だけど、、、
ストリートで演るときは、もうLeoPがいた頃のようなパフォーマンスにはならないだろうね。
LeoPはラッキーチョップスのパフォーマンスにものすごいエナジーを注ぎ込んでいたし、誰も彼の代わりなんてできないよ。
L:
そうだね、ラッキーチョップスは今でもアメイジングだよ。でも、バリトンサックスのサウンドは、ラッキーチョップスの支えに絶対に必要だと思う。僕には音の一部がぽっかり抜けてしまっているように聴こえる。そこを埋めてくれる誰かを、ラッキーチョップスが見つけてくれるといいんだけれど。
地下鉄で、LeoPのいるラッキーチョップスが二度と見れなくなると思うととても悲しい。ニューヨークにラッキーチョップスを見に行こうと思ってたくらい。
ラッキーチョップスが去年ロンドンに来た時、彼らのライブを見たんだ。すっっっごくインクレディブルだったんだけど、彼らの本当の魅力はストリートライブで一番発揮されると思ったんだ。
マイクやエフェクトを通して出すサウンドはそれはそれでブリリアントなんだけど、やっぱり僕は生の音をダイレクトで聴くのが一番だと肌で感じたんだ。
D:
本当に。残念無念だ。
アメリカの(一部の)ファンの反応を見ても、僕たちと概ね同じような反応でしたね。
でもLeoPが抜けて、一番大変だったのは、バンドリーダーのジョシュを始めとするラッキーチョップスのメンバーだったのだと思います。
今でもステージの上を大きく動いたり飛んだり跳ねたり、LeoPが抜けた穴を、ジョシュとかダロが一生懸命埋めようとしてるのがすごく伝わってきましたし。トランペットのガウウェルはいつもどおりマイペースに見えましたけどw
「ラッキーチョップスの音楽を6人で作ってきた」ってことを僕はあまり考えてこなかったんだと思います。表面しか見ないで、過去の記事でもLeoPいないんだったらもう聴かねーよとか、はしくれとは言へぼくはミュージシャンを志す人間として、もう恥ずかしいというか、本当は都合の悪い部分は消すなり書き直すなりしたかったんですけど、それでも自分への戒めのために残しておくことにしましたけれども、
僕が感動した、心躍ったラッキーチョップスの音楽って、音楽制作の舞台裏に関しては今の時点では予想も交えてお話をするしかないんですけれども、ジョシュが選曲して、アレンジの骨組み作って、そしてそれをメンバーで練り上げていった、そんな音楽だったと思うんです。
LeoPにばっかり目が行きがちですけど、ラッキーチョップスあっての、僕が好きになったLeoPなわけです。
一番大変な時期に、「シラネーヨ」なんてほっぽりだしてしまって、本当にごめんなさい。
罪滅ぼしというわけではないのですけれども、ラッキーチョップスとLeoPの活躍の場が世界に広まるよう、彼らの音楽が一人でも多くの人に届くよう、これからもブログなどで情報発信していきたいと思います。
サンダーストームはラッキーチョップス、LeoPと共に、一生ブラス・ロックしますよ。
以上、LeoPがラッキーチョップスからいなくなってむしろアメリカも鳥獣戯画!!でした。