キャビンアテンダントのお姉さんに幻想を抱いていた日
僕がお世話になっているシェアハウスは
部屋の窓から外を見ると
羽田空港から飛行機が
翔んだり翔ばなかったりする姿を
眺めることができます夜なんていい高さの上空で
着陸態勢に入った飛行機たちが
一列になってキラキラしてるものですから初め見た時はUFOかなんかかと思って
わたくしドッキリしておりましたのよ
空港にほど近いこともあって
ほんまもんのキャビンアテンダントさんが
何人か住んだり住まなかったりしています
こうみえて僕はかつて
世界(のはしっこ)を巡る旅人でした
わたしくめのような貧乏バックパッカーは
吹雪に見舞われた登山者さながら
空港にて死んだ魚みたいになって
早朝便を待ったりするわけなのですが
そんな我々貧乏パッカーの前を
キャッキャキャッキャ談笑しながら
4,5人で固まって関係者ゲートをくぐって
飛行機へと向かう姿を見ていましたから
スチュワーデスさんだとか
パイロットさんだとかに対して
んんんんん楽しそうにしやがって
自転車通勤なのかどうかわからんが
タイヤパンクさせてやる
と、それまであまりよい印象を
持っておりませんでした
しかしながらとある動画を見て以来
キャビンアテンダントさんという職業を
尊敬の眼差しで見上げることとなったのです
とある動画とは
とあるローコストキャリアの飛行機の
タイヤが出ないかなんかで
胴体着陸を敢行するという
緊迫した動画です
前にかがんで!
頭を下げて!
前にかがんで!
頭を下げて!
と懸命に声をあげ
安全姿勢を促し
有事の際には1mm%でも
生存確率をあげようと奮闘する
乗務員さんの動画を見て
僕はその時から
消防士に憧れる少年のように
キャビンアテンダントさんという職業の
大ファンになったです
ボーナスの時期が来て
そんなにもらってんじゃねーよ
とキャビンアテンダントさんが
叩かれるような空調が世間に巻き起こっても
僕だけはいつまでも味方でいることでしょう
ほいでシェアハウスでひとつ屋根の下
同じ釜飯を食べて生活をする中で
キャビンアテンダントさんとも
自然とお話をするように
なるわけなんですけれども
そこでここぞとばかりに
動画見ました!
尊敬してます!
何かください!
と、そんな経緯と敬意と思いの丈を
お伝えしたわけなんですね
そしたら、
アンタ夢みたいなこと言ってんじゃないわよ
なーんてアッサリ斬り捨てられてしまいました
こんなん
なんでもそのキャビンアテンダントさんいわく
あのいわゆる安全姿勢は
xxxxxxxxをxxxxxxxでも
xxxというのはxxxxxのxxxで、
xxxがxxxになって
xxxxxxxがxxxxになるから
xxxなxxりxxxがxxのxxxxxでxxxようにと
xxxxれるxxなのだそうです
だからxxxxxしてるxxがxxたら
xxxのxxxでもxxxxほうが
xxxxxxもxxなんだとか
そんな業界の裏話を聞かされて僕は
やっぱり幻想なんて抱くもんじゃねえな
って 思いました
なんだか少しヘヴィな内容で
オープンにしてしまうと多分ご本人様に
迷惑がかかるかなあと思いましたゆえ
誠に勝手ながら肝心なとこだけを
慎重に吟味した上でさらにそこを執拗に
伏せ字とさせていただきましたが
興味のある方は
キャビンアテンダントさんもしくは
パイロットさんと仲良くなって
現場の裏話というものを尋ねてみてください
思わぬ面白いお話が
聞けるのかもしれませんよ
以上、キャビンアテンダントさんに幻想をいだいていたあの日!!でした