旅するロシア語初級篇最終回 完了体・不完了体

 

9回に渡ってお送りしてきましたサンダーストーム・ロシア語初級編まとめもいよいよ最終回となりました。

 

それなりに大変でしたが、これで某仮想通貨取扱所の社長みたいに「あれこれなんだっけ?」と迷ったときには、

僕が使っている文法参考書「ニューエクスプレスロシア語」をひっくり返して行ったり来たりする必要もなくなって、

備忘録をメモしたこのブログの記事を行ったり来たりするだけで済むようになりました。

 

どっちもどっちじゃねーかなんて思うのかもしれませんけれどもねみなさん。

 

 

 

 

 

僕もそう思います。

 

 

 

 

 

 

 

最終回の今日は、ロシア語動詞の完了体・不完了体です。

 

 

僕の理解が正しければ、

ある時点で行われる一度の動作・結果を表すのが完了体

習慣的に繰り返される複数回の動作・動作の開始を表すのが不完了体

です。

 

 

ロシア語の動詞には、基本的にこの完了体と不完了体がセットで存在します。

が、これは動詞の形を変化させると言った類のものではなく、

別の単語が存在すると覚えたほうが明快かもしれません。まあ、実際別々に存在するんですけど。

 

 

読む という動詞で見てみます。

читать(不完了体)
прочитать(完了体)

 

現在形

она читает книгу
彼女は本を読みます。(習慣的に本を読む。本の数や読み終わるかどうかに焦点はない)

она прочитает книгу
彼女は本を読みます。(読み終える前提で本を読む。一冊か二冊かわからないが、読む本の数は決まっている)

過去形

она читала книгу
彼女は本を読んでいました(過去のある期間本を読む習慣があった)

она прочитала книгу
彼女は本を読みました(過去のある時点で、本を読み終わった)

 

未来型

она будет читать книгу
彼女は本を読みます(読書にとりかかるが、読み終えるかどうかに焦点はない)

она прочитает книгу
彼女は本を読みます(読み終える前提で読書にとりかかる)

 

不完了体の未来は助動詞буду + 不定形で、

完了体の未来は現在形と同じ形で表現します。

「未来型」というのはないんですねー。

 

 

なんとなく、完了体と不完了体の違いわかりましたですかね。

 

 

 

 

おさらい

・ある時点で行われる一度の動作・結果を表すのが完了体

・習慣的に繰り返される複数回の動作・動作の開始を表すのが不完了体

・現在形、過去形は通常の動詞と同じ変化

・不完了体の未来は助動詞буду + 不定形

・完了体の未来は現在形と同じ形

 

 

 

と、いうわけで

 

数日かけて、ちょっと怪しかったロシア語の文法項目をまとめてみました。

一旦立ち止まって、頭を整理するのもいいもんですね。いいもんですねっていうか、やらないとだめですね。

 

お勉強した内容を整理できるしブログのネタにもなるしで、一石二鳥。うはうは

これに味をしめたわたしは、フランス語とスペイン語でもおんなじことやってやろうと思ってます。もうね、もう動詞の変化とか時制とか全然頭に入ってこないんスよ。

 

ロシア語は一区切りつきましたので、またブログの方も次回から平常運転でお届けしたいと思います。

 

 

以上、旅するロシア語 完了不完了体ってなんなんだ?! でした。

 






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