シェアハウスでサイコパスがとっても流行っとります

 

あの二人は揺るぎないね　とお墨付きを与えればアッサリ別れてしまったり

「どうせヒマでしょ人数分注文しといて」と頼まれたのでオフィスの椅子を我輩の独断と偏見でASKLかなんかに頼んだら「こんなんで仕事できるか」と主にデザイナー陣から大ブーイングを受け全部返品になったり

駅から５分ほどの、目的地まで歩いているその間だけゲリラ豪雨をお見舞いされることがあるように

 

人が少し真面目にやろうとすればアッサリ指と首を痛めてサックスをお休みすることになり

 

 

音楽スタジオ付きの
シェアハウスに引っ越してきて

やったぁ僕毎日練習していいのー
なんて毎日３時間も４時間も練習してたら

 

指痛めましたｗ

 

 

 

 

さらに追い打ちをかけるように世界一周もすべてなかったことになり

ふてきされてブログもお休みして

 

 

 

もう4年近くになりますですかね

 

随分と長いこと世界一周に向けて
準備を進めてまいりましたが

 

この度世界一周を断念することになりました

 

 

 

 

仕事もせず

 

 

 

 

時間と暇を持て余し

 

 

なんの生産もせえへん日々を過ごしながら

 

 

イトーヨーカドー大森店のトイレの紙くずみたいになったわたしは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとｦｲ、イトーヨーカドーさんのクソの紙くずとか言いすぎじゃないですか？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

捨てるものもなく、

 

 

 

 

背負うものもなく、

 

 

 

 

 

 

すべてを解放（リリース）し

タガの外れた僕は

 

 

 

 

 

 

 

 

呑んだくれになっておりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぅいー

 

 

 

 

 

 

DAIGOくんと小池徹平くんを足して２倍にしたみたいなヴィジュアル系イケメンのくせに、性格もよくって歌のうまい、同じシェアハウスに住む自称シンガーソングライターが

 

お兄さん音楽やってんのお兄さん夜ナニしてんのおにいさんこれ食べるーなーんて人なつこいもんだから、毎晩毎夜、つい呑んでしまいます

 

 

 

 

 

なんかねえ、豚の角煮とか、タコスとか、サラダチキンとか、色々食べさしてくれるんですよ

 

 

 

 

 

 

 

みなさまご存知かと思いますが、僕のは人様に食わせれるようなお料理ではないので、

 

 

 

 

 

(もういらないｗ)

 

 

 

 

 

もういらないｗ

 

 

 

 

ブルーベリーももういらないｗ

 

 

 

 

もういらないｗ

 

 

 

かと言ってそれでも手ぶらじゃ悪いなあと気後れして、こんなものしかありませんがとポテチとかリンゴとかペプシコーラを持っていくんですが、

 

なんといいますかこのお粗末な手土産しか持参できない不甲斐なさというか、魔法にかけられる前のシンデレラみたいな、自転車買ってもらえなくってお兄ちゃんのあとを走って追っかける弟みたいな、なんともいえないこんな気持ちを僕は未だに持ち続けていたんだなあ

 

 

 

 

 

 

ぉおぉおお料理、がんばってみようかしら

 

 

 

 

人生でこんなに毎晩毎夜呑んだくれた日々はもはや記憶に新しくないのかもしれませんが、そんなわけなので朝型の健康生活だったライフサイクルも

 

 

夜型生活も一周りすれば
朝型生活になるんですね

 

 

また一周りしてアッサリ夜型になってしまうわけです。無職ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ﾋﾞﾔﾊﾊﾊﾊﾊ（早朝のテンションで）

 

 

 

 

 

 

 

ん？早朝だから、これはこれで朝型生活なのかな？

 

 

 

 

 

 

僕の住むシェアハウスには、

 

大食堂というか大ホールと言うか、ご飯食べたりお酒を飲んだり、ボンバーマンズとかスマッシュブラザーとかゲームをしたりお友達呼んで賑やかに談笑したりハウス内恋愛の後始末でシーーンとしたり、人様に尊大な迷惑をかけなければなにをしてもよい、自由に過ごせる巨大なスペースがあります

 

夜になるとゾンビｪーのようにﾌﾗﾌﾗと人が集まり宴がなんともなしに始まるのですが、お酒なりなんなりは各々が自分で持ち寄り、つまみが欲しけりゃそこのキッチンで自分で作ってテーブルに並べりゃいいだけですし、

 

お酒にこだわる人はまた別なのでしょうけれども、僕みたいに、高っかいウィスキーを一杯分けてもらっておきながらいぎなりペプシコーラで割っちゃって「そんなんしたら風味もクソもなくなるでしょうが」と怒られてしまうような、

酒の味なんてわからん呑めりゃいいってひとの場合、価格設定が少しだけおかしな焼酎なりウィスキーなりワインなりを持参すれば、毎日呑んだくれたところでとっても経済的です

 

 

しかもぐええおれもうだめだー　ってなったらエレベーター乗って部屋に帰っちゃえばいいのでとっても楽チン

 

 

お外で呑み食いおさわりしたら一回で消えるお金で、毎日動物みたいに鳴いて、呑んで、歌って、地震を起こすハニワ人形みたいなダンスをしても、一週間は楽しむことができてしまい、

 

そのうえさらに、帰り道の途上にアルコールのかほり漂う終電間際のJR山手線に乗り込まなくてもよいという、なんといいますかそれは僕にとってなんだかここはもうまるで天国（地獄）のようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語が飛び交うスペースに、

 

こうして身をおいていれば、言葉の進化というものを考えずにはいられない毎日です

 

例えばいま、シェアハウスではサイコパスって言葉が流行ってます。なんかちょっと人と違うことをすると「サイコパス」って呼ばれてしまいます

 

例えばそれはブルーベリーパイを作っているときのことだったのですが、「麺棒」と「綿棒」を勘違いして、俺持ってるよーとサックス道具箱にしまっていた綿棒を持ってったんですね

 

したらそこでサイコパス扱いです

 

その時の僕じつはサイコパスって意味を正確に把握してなくってですね。どちらかというと猟奇的殺人者的な意味合いだと思ってたんです

 

というのも「サイコパス」という深夜アニメを見かけたことがあって、チラ見しただけなんですけど、なんだか猟奇的な事件を追うふいんき（←なぜか変換できない）の物語でしたから。

 

そんなわけなので「サイコパス」言われて、えーそれちょっと違うでしょーなんてニヤニヤ返しながらも、俺そんなヤバイ奴に見えるんかなあとちょっとばかしショックを受けておりました

 

 

しかしながら、辞書に載っている正式な意味合いはまた別に置いとくとして、少なくともこの空間において、

「ちょっと空気とか話の前後関係が３倍読めない人」みたいな、ライトな感じで使われているのを理解した今となっては、

 

ライムグリーンでビカービカのiphone5cを未だ現役で使っていればサイコパス呼ばわり

 

LINE教えてと言われて、スマホで字ぃ撃つの大変だからこっちにお願い、とメールアドレス教えようとすればサイコパス呼ばわり。

 

 

キャリア契約してなくって、外でインターネットできないから返事は遅くなりますよと事前に伝えようとすればサイコパス。

 

 

 

 

 

そんなんでももう、ご愛嬌なんですね。お前らサイコパス言いたいだけやないか、と

 

 

 

 

 

言葉は正しく正確に使いましょうって空調ももちろん一理あると思いますが、間違った使い方でも、スラングといいますか、

 

時と場合をわきまえる必要はありますが、みんなが意味を共有できて、センスがあって、面白かったら、よいんじゃないかなって思います。むしろ文化的であるとすら僕は感じています

 

 

 

アメリカでは、例えばGoogleなんてのも、いちwebサービス名のくせにもはや動詞になりつつありますしね。いやもうなってますか

 

例：Google it.
訳：ググれ、カス。

 

訳見てて気づいたんですけど、アメリカではというより日本語でも動詞になってますね。もはや世界的に動詞になっているのかもしれません

 

 

人類の進化と同様に、言葉の進化というものもこうして目の当たりにしていると、なんだか言葉って生き物なのかもしんねえなあなんてなことを考えてしまいます。「言霊」「言ノ葉」なんて、昔の人はうまいこと言ったもんだ

 

 

 

人と情緒が行き交うそんなシェアハウスから生まれる言葉たち。これからも、文化的で洗練された斬り口で見守ってゆきたいと思います

 

 

 

以上、シェアハウスで流行っている言葉！！でした